山口県の感染症週報

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2019年第51週

2019年12月16日〜12月22 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(岩国)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例 (長門)
急性脳炎:2例(山口、長門)
侵襲性肺炎球菌感染症:第50週追加 1例(下関)
梅毒:第50週追加 1例(下関)、第51週 1例(周南)
百日咳:第49週追加 1例(防府) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
インフルエンザ:多くの地域で増加しており、県全体で警報レベルが続いています。下関、柳井、萩で警報レベルとなりました。
医療機関からの報告では、迅速検査診断結果でA型陽性が1863例、B型陽性が71例、臨床診断・型不明が138例ありました。
[注意報レベル:宇部(4週目)]
[警報レベル:下関(1週目)、岩国(2週目)、柳井(1週目)、周南(2週目)、防府(2週目)、山口(2週目)、長門(3週目)、萩(1週目)]
RSウイルス感染症:下関、岩国で発生が多い状況です。
咽頭結膜熱:萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(4週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

病原体検出情報
急性脳炎:エプスタイン・バール ウイルス(検体採取週 第47週)が検出されました。
急性弛緩性麻痺:ヒトパレコウイルス1(検体採取週 第49週)が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA16(検体採取週 第48週)が検出されました。
ウイルス性胃腸炎:ノロウイルスGU.4(検体採取週 第47週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名48週49週50週51週
インフルエンザ518106121402778
RSウイルス感染症38163445
咽頭結膜熱26402734
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎8486115110
感染性胃腸炎196247371384
水痘14121321
手足口病42251524
伝染性紅斑20182423
突発性発しん31141814
ヘルパンギーナ7322
流行性耳下腺炎2044
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎6823
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1844
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症23
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。