山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

2019年第34週

2019年8月19日〜8月25 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:7例(岩国1例、周南1例、防府2例、宇部1例、長門1例、萩1例)

【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(下関)

【4類感染症】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS):3例(柳井2例 、宇部1例)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(下関)
水痘:第33週追加 1例(山口)
梅毒:1例(防府)
百日咳:第33週追加 2例(岩国)、第34週 4例(岩国2例、山口1例、萩1例) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
RSウイルス:下関、岩国、宇部、長門、萩で発生が多い状況です。
手足口病:第30週をピークに多くの地域で減少していますが、県全体で警報レベルが続いており、注意が必要です。
[警報レベル:下関(11週目)、柳井(10週目)、周南(11週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

病原体検出情報
重症熱性血小板減少症候群(SFTS):重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス(検体採取週 第34週)が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA16(検体採取週 第30週)が検出されました。
感染性胃腸炎:ノロウイルスGU.4(検体採取週 第29、30週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名31週32週33週34週
インフルエンザ127413
RSウイルス感染症67865363
咽頭結膜熱1215105
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎28541440
感染性胃腸炎13814569101
水痘615113
手足口病497339135100
伝染性紅斑2125916
突発性発しん28261724
ヘルパンギーナ119732741
流行性耳下腺炎3041
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎6535
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0200
マイコプラズマ肺炎1122
無菌性髄膜炎0010
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症15
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症1
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症32
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症5
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第33週)← →次週(第35週)



病原体情報

2019年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。