山口県の感染症週報

2019年1月7日～1月13 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：第44週追加　1例（岩国）

　　　　第2週　5例（下関2例、岩国、柳井、周南）

【4類感染症】

・オウム病：1例（宇部）

【5類感染症】

・急性弛緩性麻痺（灰白髄炎を除く。）：1例（宇部）

・劇症型溶血性レンサ球菌感染症：1例（下関）

・侵襲性肺炎球菌感染症：1例（宇部）

・梅毒：1例（周南）

・百日咳：第48週追加　1例（宇部）

　　　　　　第52週　1例（宇部）

　　　　　　第2週　3例（山口、宇部2例）

・風しん：2例（防府、山口）全国的に30～50代の男性に多い状況です。風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、予防接種を受けることを検討してください。

定点把握疾患

・インフルエンザ：県全体の定点あたり報告数が警報レベルの30を上回ったため、本日（1/16）警報を発令しました。迅速検査診断結果でA型陽性が2015例、B型陽性が5例、A型、B型共に陽性が1例、臨床診断・型不明が245例ありました。

[警報レベル：下関（1週目）、周南（1週目）、防府（1週目）、山口（1週目）　注意報レベル：岩国（1週目）、柳井（1週目）、宇部（1週目）、長門（1週目）、萩（1週目）] ^※

・RSウイルス感染症：下関、岩国、萩で発生が多い状況です。

・水痘：長門で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：長門（1週目）] ^※

・流行性角結膜炎：柳井で増加し、警報レベルとなりました。

[警報レベル：柳井（1週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・風しん：風しんウイルス1E型（検体採取週　第52、1週）が検出されました。

・インフルエンザ：インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型（検体採取週　第2週）、インフルエンザウイルスA/H3亜型（検体採取週　第52、1週）が検出されました。

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症（５類感染症）に変更されました。