山口県の感染症週報

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平成30年第48週

平成30年(2018年)11月26日〜12月2 日

 
全数把握疾患
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(山口)
梅毒:第47週追加 1例(下関)
百日咳:第47週追加 1例(宇部)
      第48週 1例(宇部)
風しん:3例(下関2例、周南)全国的に30〜50代の男性に多い状況です。風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、予防接種を受けることを検討してください。

定点把握疾患
RSウイルス感染症:岩国、宇部、萩で発生が多い状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:岩国で警報レベルが続いています。
[警報レベル:岩国(4週目)]
水痘:山口で増加し、注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:山口(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
急性弛緩性麻痺:エンテロウイルスD68型(検体採取週 第42週)が検出されました。
風しん:風しんウイルス1E型(検体採取週 第48週)が検出されました。
咽頭結膜熱:アデノウイルス2型(検体採取週 第42週)、アデノウイルス3型(検体採取週 第45週)が検出されました。
感染性胃腸炎:ノロウイルスGU.2型(検体採取週 第44週)、ノロウイルスGU.3型(検体採取週 第43、44週)、サポウイルスGT型(検体採取週 第44週)が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA6型(検体採取週 第42、43、44週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名45週46週47週48週
インフルエンザ15191726
RSウイルス感染症34273536
咽頭結膜熱12141814
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎182173161175
感染性胃腸炎316450407459
水痘14131718
手足口病44261925
伝染性紅斑178156
突発性発しん29221921
ヘルパンギーナ17161610
流行性耳下腺炎1957
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎15778
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎1100
マイコプラズマ肺炎1010
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症18
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症27
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。