山口県の感染症週報

平成30年(2018年)10月29日～11月4 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：3例（岩国、山口2例）

【4類感染症】

・日本紅斑熱：1例（宇部）

【5類感染症】

・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症：2例（防府、山口）

・急性脳炎：1例（宇部）

・劇症型溶血性レンサ球菌感染症：1例（岩国）

・後天性免疫不全症候群：1例（岩国）

・梅毒：2例（下関、防府）急増した昨年よりさらに増加しています。気になる場合は医療機関で相談してください。保健所でも検査を受けることができますので、最寄りの保健所へお尋ねください。

・百日咳：第43週追加　3例（宇部）

　　　　　　第44週：5例（柳井、山口、宇部3例）

・風しん：第43週追加　1例（周南）

　　　　　第44週：1例（宇部）全国的に30～50代の男性に多い状況です。風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、予防接種を受けることを検討してください。

定点把握疾患

・RSウイルス感染症：岩国、山口、萩で発生が多い状況です。

・水痘：山口、長門で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：山口（1週目）、長門（1週目）] ^※

・手足口病：萩で警報レベルが続いています。

[警報レベル：萩（2週目）] ^※

・流行性角結膜炎：岩国で増加し、警報レベルとなりました。

[警報レベル：岩国（1週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・日本紅斑熱：リケッチア　ジャポニカ（検体採取週　第44週）が検出されました。

・風しん：風しんウイルス1E型（検体採取週　第43週）が検出されました。