山口県の感染症週報

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平成29年第43週

平成29年(2017年)10月23日～10月29 日

　

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：7例（下関、岩国、周南、防府、山口、長門2例）

【3類感染症】

・腸管出血性大腸菌感染症：1例（宇部）

【4類感染症】

・重症熱性血小板減少症候群：2例（柳井、防府）

【5類感染症】

・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症：2例（下関、防府）

定点把握疾患

・RSウイルス感染症：下関、岩国、柳井、周南、防府、山口で発生が多い状況です。

・流行性耳下腺炎：山口で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：山口（1週目）] ^※

・流行性角結膜炎：防府で警報レベルが続いています。

[警報レベル：防府（6週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・重症熱性血小板減少症候群（SFTS）：SFTSウイルス（検体採取週　第43週）が検出されました。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	40週	41週	42週	43週
インフルエンザ	23	24	7	7
RSウイルス感染症	123	89	84	94
咽頭結膜熱	21	8	14	21
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	63	74	63	76
感染性胃腸炎	177	135	155	171
水痘	19	13	23	15
手足口病	43	49	45	62
伝染性紅斑	0	0	0	0
突発性発しん	29	22	25	22
百日咳	0	1	1	0
ヘルパンギーナ	7	7	9	8
流行性耳下腺炎	30	18	14	24
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	11	12	12	18
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	2	2	5	2
無菌性髄膜炎	0	1	0	1
感染性胃腸炎（ロタウイルス）	1	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	9月
性器クラミジア感染症	17
性器ヘルペスウイルス感染症	11
尖圭コンジローマ	4
淋菌感染症	5
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	46
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	5
薬剤耐性緑膿菌感染症	0

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病原体情報

平成29年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス）についてはこちら
 診断名別病原体情報（ウイルス）についてはこちら
 病原体情報（細菌）についてはこちら

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。