山口県の感染症週報

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平成26年第49週

平成26年(2014年)12月1日〜12月7 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 5例(下関1、柳井1、周南1、防府1、長門1)。

【3類感染症】

腸管出血性大腸菌感染症: 4例(萩4、O26 VT1)。

【4類感染症】

デング熱: 1例(宇部、感染地域:フィリピン)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は前週と同数ですが、多くの都道府県で流行が始まっており、今後の動向に注意が必要です。 迅速検査結果は全てA型でした。また、下関市の学校での集団発生に係る病原体検査では AH3(香港型)が検出されています。

RSウイルス感染症: 長門で多い状態が続いています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口、萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:山口(11週目)、萩(4週目)]

感染性胃腸炎: 山口で警報レベルが続いており、周南、岩国でも増加し警報レベルとなりました。 その他の地域でも増加傾向にあり、注意が必要です。
[警報レベル:周南(1週目)、岩国(1週目)、山口(2週目)]

水痘: 岩国で増加し注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:岩国(1週目)]

手足口病: 防府で警報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(3週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名46週47週48週49週
インフルエンザ5213030
RSウイルス感染症111110116102
咽頭結膜熱12121316
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎142158135164
感染性胃腸炎267335391606
水痘556912269
手足口病39501635
伝染性紅斑2025
突発性発しん35383931
百日咳0101
ヘルパンギーナ0221
流行性耳下腺炎7322
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1301
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2114
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症26
性器ヘルペスウイルス感染症15
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症46
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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