山口県の感染症週報

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平成25年第48週

平成25年(2013年)11月25日〜12月1 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 第47週追加 3例(下関2、岩国1)。 第48週 5例(岩国2、柳井1、宇部1、萩1)。

【5類感染症】

アメーバ赤痢: 第47週 1例(下関)。

侵襲性肺炎球菌感染症: 第47週 1例(下関)。 第48週 1例(宇部)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 県全体の報告数が増加しており、定点当たりの報告数が流行開始の目安となる1.0に近づいています。 萩を除く地域で報告があり、特に防府と周南からの報告が目立ちます。 迅速診断結果は、A型53例、B型2例です(6例は臨床診断)。 防府市内の幼稚園等において集団発生による臨時休業(学級閉鎖等)がありました。 (今冬のインフルエンザ流行情報のページもご覧ください)

RSウイルス感染症: 長門で増加し多い状態となっています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口で警報レベルが続いています。
[警報レベル:山口(6週目)]

感染性胃腸炎: 山口、周南、下関で増加しています。警報レベルの地域はまだありませんが、今後の動向に注意が必要です。 なお、県独自の調査では、ノロウイルスによる胃腸炎が増加しています。

水痘: 萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(5週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名45週46週47週48週
インフルエンザ282261
RSウイルス感染症80665566
咽頭結膜熱19153321
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎105119123153
感染性胃腸炎249319404524
水痘36466676
手足口病21243238
伝染性紅斑2220
突発性発しん30392251
百日咳2000
ヘルパンギーナ89108
流行性耳下腺炎4338
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0101
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0020
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症15
性器ヘルペスウイルス感染症6
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症15
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。