山口県の感染症週報

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平成25年第33週

平成25年(2013年)8月12日〜8月18 日

【2類感染症】

結核: 2例(周南1、防府1)。

【3類感染症】

腸管出血性大腸菌感染症:4例(宇部4 O157 VT1VT2)。 小学生と未就学児です。うち3名は兄弟で、そのうち2名は溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こし入院中です( 報道発表)。

【4類感染症】

レジオネラ症:1例(周南1)。

【5類感染症】

風しん:2例(山口 20歳代男性、山口 30歳代男性)。 平成25年の山口県内累計は31例で、発生が続いています。 全国的には、5月をピークに減少しています(第32週までの累計は13,670例)。

定点把握疾患

RSウイルス感染症: 長門で増加しています。

手足口病: 報告数は減少傾向にありますが、長門ではかなり多い状態です。引き続き注意が必要です。
[警報レベル:長門(8週目)、周南(8週目)、山口(9週目)、防府(10週目)]

ヘルパンギーナ:萩で警報レベルが続いていますが、報告数は減少しています。
[警報レベル:萩(4週目)]

平成25年8月21日現在の報告を基に作成しています。(インフルエンザ定点数 66/68、小児科定点数 45/47、 眼科定点数 9/9、基幹定点数 9/9) 8月28日、追加報告をうけて数値を訂正しました。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名30週31週32週33週
インフルエンザ0100
RSウイルス感染症40355551
咽頭結膜熱2531287
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎881107833
感染性胃腸炎171179203128
水痘25203519
手足口病428255239133
伝染性紅斑4132
突発性発しん39523633
百日咳0000
ヘルパンギーナ15710912247
流行性耳下腺炎8936
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2541
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0001
マイコプラズマ肺炎1023
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症19
尖圭コンジローマ16
淋菌感染症11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症39
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。