山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

平成25年第29週

平成25年(2013年)7月15日〜7月21 日

【2類感染症】

結核: 27週追加 1例(下関)。 28週追加 1例(下関)。 29週 4例(岩国1、山口1、周南1、萩1)。

【3類感染症】

腸管出血性大腸菌感染症:2例(下関1 O157 VT1VT2、宇部1 O157 VT1VT2)。

【5類感染症】

風しん:2例(下関10歳代女性、周南50歳代男性)。 平成25年の山口県内累計は23例で、発生が続いています。 全国的には、5月をピークに減少していますが、依然として多数の患者報告が続いています。 (第28週までの累計は12,832例)。

定点把握疾患

RSウイルス感染症: 例年、秋から冬に流行する疾患です。報告数はまだ少数ですが、やや増加しています。

手足口病: すべての地域で警報レベルが続いていますが、報告数は減少しています。 岩国、長門では前週より増加し、その他の地域では減少しました。 報告数は多い状況ですので、引き続き注意が必要です。
[警報レベル:山口(5週目)、周南(4週目)、防府(6週目)、下関(4週目)、 柳井(3週目)、萩(5週目)、岩国(5週目)、長門(4週目)、宇部(6週目)]

ヘルパンギーナ:長門で警報レベルが続いており、 下関で増加し警報レベルとなりました。県全体での報告数は、減少傾向にあります。
[警報レベル:長門(10週目)、下関(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名26週27週28週29週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症971325
咽頭結膜熱13261820
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎112998556
感染性胃腸炎173193165161
水痘33433633
手足口病452609806590
伝染性紅斑2031
突発性発しん47352727
百日咳1000
ヘルパンギーナ164187180172
流行性耳下腺炎107146
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2001
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1111
無菌性髄膜炎0001

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症13
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症45
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第28週)← →次週(第30週)



病原体情報

平成25年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。