山口県の感染症週報

平成24年(2012年)10月1日～10月7 日

【2類感染症】
・結核：第39週追加：1例（長門）。第40週：5例（岩国2、宇部2、長門1）。　

【3類感染症】
・腸管出血性大腸菌感染症：第40週：2例〔山口（O157 VT1VT2）、周南（O157 VT1VT2)。周南は先週の山口1例、宇部1例と関連あり〕。

【5類感染症】
・風しん：第40週：1例(下関　30代女性）。
※山口県の2012年の報告数は5例（第40週現在）となりました。地域は岩国3例、下関2例で、全国的にも流行が続いていますので注意が必要です。

定点把握疾患

・インフルエンザ： 2例報告がありました。迅速検査ではいずれもA型です。

・RSウイルス感染症：例年冬期に流行がみられますが、今年は過去の同時期と比較してもかなり多い状況です。第38週以降はほぼ横ばい状況で推移しています。全国的にも例年の同時期と比較して極めて多く、特に乳幼児で注意が必要です。

・マイコプラズマ肺炎：報告数はやや多く9例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

平成24年10月19日に追加報告がありましたので一部修正しました。