山口県の感染症週報

平成22年第6週


平成22年(2010年)2月8日〜2月14 日

1、3、4類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核  第4週追加 1例(岩国)、 第5週追加 3例(岩国2、長門1)、 第6週 1例(長門)

5類感染症:バンコマイシン耐性腸球菌感染症 1例(山口)

定点把握疾患

 インフルエンザの報告数は、先週より減少しました。 最も多かったのは先週に引き続き長門です(定点あたり6.33)。 インフルエンザによる入院患者(インフルエンザ入院サーベイランスの報告)は、 山口で4例ありました。

 RSウイルス感染症の報告数は、先週より減少しました。 多い地域は下関・長門でした。

 感染性胃腸炎の報告数は、先週より減少しました。 岩国・長門・下関・山口ではまだ多い状態(定点あたり20以上)です。

 百日咳は、下関で3例の報告がありました。

 流行性耳下腺炎は、先週より増加しました。依然として萩で多い状態が続いています。

 周南で報告された細菌性髄膜炎は、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)b型によるものでした。

 マイコプラズマ肺炎は、岩国で、今週も引き続き報告されています。


定点把握疾患(報告数)
疾患名3週4週5週6週
インフルエンザ395242181119
RSウイルス感染症165156185162
咽頭結膜熱94813
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎149121152118
感染性胃腸炎958966990887
水痘59634552
手足口病691213
伝染性紅斑2011
突発性発しん37373627
百日咳2043
ヘルパンギーナ3101
流行性耳下腺炎28563686
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0452
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0001
マイコプラズマ肺炎411610
無菌性髄膜炎0010

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症26
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ4
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症58
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症20
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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病原体情報

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