山口県の感染症週報
平成22年第44週
平成22年(2010年)11月1日〜11月7
日
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【2類感染症】
・結核:
第43週追加−1例(周南)。
第44週−3例(周南、防府、長門)。
【3類感染症】
・腸管出血性大腸菌感染症:
第44週−1例(宇部 3歳男児 0157 VT2)。
【5類感染症】
・アメーバ赤痢:
第44週−1例(感染経路:性的接触(異性間))。
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定点把握疾患
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・インフルエンザ:
下関から1例報告があり、迅速検査でA型です。
・感染性胃腸炎:
増加傾向にあります。
冬季に向けてさらに増加する可能性がありますので、注意が必要です。
地域別には下関・山口が多く、山口は警報レベルの開始基準値を上回りました。
【* 警報レベル=山口。】
◇県内流行レベルマップはこちら
・流行性耳下腺炎:
第31週をピークに増減を繰り返しながら長期的には減少傾向がみられますが、
平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降18週にわたり最多の水準です。
地域別には岩国が警報レベルの開始基準値となりました。
山口は減少傾向にあります。
【* 警報レベル=岩国、山口。】
◇県内流行レベルマップはこちら
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定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 41週 | 42週 | 43週 | 44週 |
インフルエンザ | 7 | 0 | 0 | 1 |
RSウイルス感染症 | 12 | 22 | 16 | 27 |
咽頭結膜熱 | 3 | 9 | 7 | 7 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 88 | 109 | 122 | 216 |
感染性胃腸炎 | 183 | 258 | 390 | 582 |
水痘 | 38 | 45 | 53 | 36 |
手足口病 | 13 | 8 | 4 | 6 |
伝染性紅斑 | 3 | 3 | 5 | 6 |
突発性発しん | 30 | 38 | 42 | 21 |
百日咳 | 0 | 1 | 0 | 1 |
ヘルパンギーナ | 6 | 7 | 7 | 5 |
流行性耳下腺炎 | 111 | 74 | 97 | 74 |
急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
流行性角結膜炎 | 3 | 2 | 1 | 3 |
クラミジア肺炎(オウム病を除く) | 0 | 0 | 0 | 0 |
細菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 1 |
マイコプラズマ肺炎 | 4 | 4 | 4 | 4 |
無菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 10月 |
性器クラミジア感染症 | 24 |
性器ヘルペスウイルス感染症 | 7 |
尖圭コンジローマ | 4 |
淋菌感染症 | 7 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 | 57 |
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 | 16 |
薬剤耐性緑膿菌感染症 | 0 |
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病原体情報
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全国的な感染症の情報は、
国立感染症研究所感染症情報センターの
感染症発生動向調査週報
を御覧下さい。