山口県の感染症週報

平成22年第36週


平成22年(2010年)9月6日〜9月12 日

◇【2類感染症】
結核: 第34週追加−1例(岩国)。 第36週−3例(長門、岩国、周南)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 山口から15例報告がありました。 迅速検査ではすべてA型陽性です。 また山口県環境保健センターにおける検査で、山口の病原体定点医療機関の検体からA/H3(香港型)が2例検出されています。

流行性耳下腺炎: 平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降10週にわたり最多の水準で推移しています。 また全国と比較しても、山口県は第27週以降9週にわたり常に1〜4位に入り多い状況です。 地域別には山口・防府が多く、山口は第24週から、防府は第27週から警報レベルが続いていますので 特に注意が必要です。 【* 警報レベル=山口、防府。】 

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名33週34週35週36週
インフルエンザ01015
RSウイルス感染症0328
咽頭結膜熱9577
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎43445663
感染性胃腸炎134148220188
水痘34332519
手足口病24142416
伝染性紅斑3236
突発性発しん46324535
百日咳3202
ヘルパンギーナ86492645
流行性耳下腺炎151127109122
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1334
クラミジア肺炎(オウム病を除く)1000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2232
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名8月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症92
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。