感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第6週

平成19年(2007年)2月5日～2月11 日

　全数把握疾患

1,2,3,4,5類感染症：報告はありませんでした。

　定点把握疾患

RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑、ヘルパンギーナが例年より多い報告数でした。
インフルエンザの報告が県下全域で増加しました。先週に比べ2倍以上に増加しています。
迅速診断キットでは、A型陽性例・B型陽性例両方ともでているようです。
特に岩国、山口地域で多い報告数でした。今後の動向に注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は先週に比べ減少していますが依然多い状態が続いています。警報発令中であり注意が必要です。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	3週	4週	5週	6週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	38	89	213	520
RSウイルス感染症	115	158	155	126
咽頭結膜熱	7	12	20	23
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	182	202	211	206
感染性胃腸炎	472	505	474	493
水痘	112	111	89	110
手足口病	5	0	2	13
伝染性紅斑	40	36	29	31
突発性発しん	36	34	40	36
百日咳	0	0	0	0
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	3	6	8	7
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	16	24	27	10
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	5	2	1	2
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	1	3	1	4
成人麻しん	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	１月
性器クラミジア感染症	31
性器ヘルペスウイルス感染症	8
尖圭コンジローマ	7
淋菌感染症	10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	51
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	8
薬剤耐性緑膿菌感染症	3

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。