感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第40週

平成19年(2007年)10月1日～10月7 日

　全数把握疾患

1,4類感染症：報告はありませんでした。
2類感染症：結核　2例（柳井、宇部各1）
3類感染症：腸管出血性大腸菌感染症　1例（下関　O157 VT1,2(+)）
5類感染症：後天性免疫不全症候群　1例（宇部：第38週）、梅毒　1例（宇部：第39週）

　定点把握疾患

RSウイルス感染症、百日咳、ヘルパンギーナ、細菌性髄膜炎が例年より多い報告数でした。
百日咳が宇部で2例、下関で1例ありました。
細菌性髄膜炎の報告が岩国で1例ありました。（62歳：Strptococcus pneumoniae）
RSウイルス感染症が下関地域で増加しています。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	37週	38週	39週	40週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	0	0	0	0
RSウイルス感染症	8	5	6	22
咽頭結膜熱	16	16	7	7
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	65	50	39	61
感染性胃腸炎	225	235	192	207
水痘	18	11	20	12
手足口病	18	21	25	22
伝染性紅斑	16	10	4	6
突発性発しん	61	51	46	50
百日咳	1	3	0	3
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	55	37	20	24
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	12	13	6	6
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	2	1	3	4
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	1	1
マイコプラズマ肺炎	0	3	1	4
成人麻しん	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	9月
性器クラミジア感染症	25
性器ヘルペスウイルス感染症	13
尖圭コンジローマ	5
淋菌感染症	13
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	63
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	2
薬剤耐性緑膿菌感染症	4

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。