感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第3週

平成19年(2007年)1月5日～1月21 日

　全数把握疾患

1,2,3,4,5類感染症：報告はありませんでした。

　定点把握疾患

引き続きRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑が例年より多い報告数でした。
インフルエンザの報告が増加し、38例ありました。大多数が迅速診断キットA型陽性例ですが、周南・防府・宇部地域ではB型陽性例もあるようです。
今年は例年より遅く、まだ流行状態（流行の基準は定点あたり1.00）とはなっていませんが、例年1月下旬にかけて増加が認められるので注意が必要です。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	52週	1週	2週	3週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	1	9	19	38
RSウイルス感染症	170	71	93	115
咽頭結膜熱	10	7	18	7
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	147	61	124	182
感染性胃腸炎	810	395	468	472
水痘	92	65	113	112
手足口病	5	3	0	5
伝染性紅斑	23	17	31	40
突発性発しん	45	26	29	36
百日咳	0	0	0	0
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	0	0	2	3
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	16	20	22	16
急性出血性結膜炎	0	0	1	0
流行性角結膜炎	4	7	3	5
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	1	0	0
マイコプラズマ肺炎	4	3	6	1
成人麻しん	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	１２月
性器クラミジア感染症	23
性器ヘルペスウイルス感染症	10
尖圭コンジローマ	3
淋菌感染症	11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	66
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	11
薬剤耐性緑膿菌感染症	2

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。