感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第16週

平成19年(2007年)4月16日～4月22 日

　全数把握疾患

1,2,3,4,5類感染症：報告はありませんでした。

　定点把握疾患

インフルエンザ、伝染性紅斑が例年より多い報告数でした。
インフルエンザはピークを越えたとみられますが、依然警報が発令しており注意が必要です。迅速診断キットでは、A型陽性例・B型陽性例両方ともでているようです。インフルエンザ様疾患の集団発生も依然発生しています。→今冬のインフルエンザ流行情報
引き続き感染性胃腸炎は、ロタウイルス（＋）胃腸炎の報告が目立ちます。
伝染性紅斑が再び増加傾向にあります。一週間当たりの報告数としては過去5年間で最高値を示しました（第3週と同数）。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	13週	14週	15週	16週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	2599	1045	778	778
RSウイルス感染症	7	15	9	8
咽頭結膜熱	17	16	28	24
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	106	113	116	114
感染性胃腸炎	460	386	404	433
水痘	162	98	157	101
手足口病	10	3	8	6
伝染性紅斑	35	32	39	40
突発性発しん	41	40	40	43
百日咳	0	0	0	0
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	11	1	6	12
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	9	6	16	6
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	4	3	7	2
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	1	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	4	1	0	1
成人麻しん	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	３月
性器クラミジア感染症	21
性器ヘルペスウイルス感染症	14
尖圭コンジローマ	4
淋菌感染症	8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	46
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	10
薬剤耐性緑膿菌感染症	3

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年齢別のページ・法以外の届出のページ・推移グラフのページ

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。