平成24年度もワクチン接種緊急促進事業が実施されています。
子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)
ヒブワクチン(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型ワクチン)
肺炎球菌ワクチン
目的 | 子宮頸がん〔子宮頸部(子宮の入り口)にできるがん〕の予防接種です。 子宮頸がんの原因病原体はヒトパピローマウイルスで、 発がん性のものは15種類ほどのタイプがあり、16型と18型が日本人の子宮頸がんの患者の約60%からみつかっています。 現在のワクチンは16型と18型に対するもの(サーバリックス)と、16型、18型、6型、11型に対するもの(ガーダシル)の2種類があります。 |
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対象者 | 標準的には、中学1年生〜高校1年生相当の年齢の女子
(平成24年度は、平成8年4月2日〜平成12年4月1日生まれの女子)。 ※ただし、平成24年度に高校2年生相当の年齢の女子(平成7年4月2日〜平成8年4月1日生まれの女子)で、 平成24年3月31日までに、本事業に基づき1回目又は2回目の接種を行った方 は対象者となります。 具体的には下記の各市町のHPをご参照ください。 |
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接種スケジュール | 全3回 | 1回目→1、2ヶ月後に2回目→(1回目から)6ヶ月後に3回目。 |
注意事項 | 予防接種直後 | 失神があらわれることがありますので、30分程度は椅子に座るなどして健康状態を観察することが望ましいとされています。 |
妊婦や妊娠している可能性のある方 | 安全性や有効性が確立していないため、接種を行わないことが望まれています。 | |
授乳中の方 | 安全性が確立していないため、有益性が危険性を上回る場合のみ接種を行います。 |
目的 |
細菌性髄膜炎は、抗菌薬が発達した現代でも発症すれば致死率が高く、また救命できても重篤な後遺症を残すことがある疾患です。 生後3ヶ月以降の乳幼児ではインフルエンザ菌b型や肺炎球菌が原因菌として多くみられますが、 インフルエンザ菌b型に対してはヒブワクチンがあります。 |
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対象者 | 生後2ヶ月以上5歳未満の乳幼児 | ||
接種スケジュール | 生後2ヶ月以上7ヶ月未満で開始 | 全4回 | 1回目 → 4〜8週間の間隔で2回目 → 4〜8週間の間隔で3回目 → (3回目から)1年後に4回目。 |
7ヶ月以上1歳未満で開始 | 全3回 | 1回目 → 4〜8週間の間隔で2回目 → (3回目から)1年後に3回目。 |
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1歳以上5歳未満で開始 | 全1回 | 1回のみ。 | |
注意事項 | 感染しやすいのは、4ヶ月から18ヶ月の乳幼児ですので、接種回数は多いですが、早期接種が望まれます。 |
目的 |
細菌性髄膜炎は、抗菌薬が発達した現代でも発症すれば致死率が高く、また救命できても重篤な後遺症を残すことがある疾患です。 生後3ヶ月以降の乳幼児ではインフルエンザ菌b型や肺炎球菌が原因菌として多くみられますが、 肺炎球菌に対しては肺炎球菌ワクチンがあります。 |
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対象者 | 生後2ヶ月以上5歳未満の乳幼児 | ||
接種スケジュール | 生後2ヶ月以上7ヶ月未満で開始 | 全4回 | 1回目 → 27日以上の間隔で2回目 → 27日以上の間隔で、1歳までに3回目 → 60日以上の間隔で4回目。 |
7ヶ月以上1歳未満で開始 | 全3回 | 1回目 → 27日以上の間隔で2回目 → 60日以上の間隔で、1歳後に3回目。 |
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1歳以上2歳未満で開始 | 全2回 | 1回目 → 60日以上の間隔で2回目。 |
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2歳以上5歳未満で開始 | 全1回 | 1回のみ。 | |
注意事項 | 肺炎球菌ワクチンは、23価肺炎球菌ワクチンと7価肺炎球菌ワクチンの2種ありますが、 2歳未満に有効なのは、7価肺炎球菌ワクチンのみです。 | ||
感染しやすいのは、2歳未満の乳幼児ですので、接種回数は多いですが、早期接種が望まれます。 |
各市HPをご参照ください。
下関市 | 岩国市 | 和木町 | 柳井市 | 周防大島町 | 上関町 | 田布施町 | 平生町 | 光市 | 下松市 |
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周南市 | 防府市 | 山口市 | 宇部市 | 美祢市 | 山陽小野田市 | 長門市 | 萩市 | 阿武町 |
感染症に関してのお問い合わせ、ご相談等につきましては、最寄りの保健所または県健康増進課へお願いします。