山口県の感染症週報

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平成30年第29週

平成30年(2018年)7月16日〜7月22 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第26週追加 1例(下関)
      第27週追加 1例(宇部)
      第29週 6例(下関2例、周南、山口2例、宇部)

【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:第28週追加 1例(下関)
                    第29週 1例(宇部)

【5類感染症】
水痘(入院例に限る。):第26週追加 1例(宇部)
梅毒:第28週追加 1例(下関)
      第29週 1例(周南)急増した昨年よりさらに増加しています。気になる場合は医療機関で相談してください。保健所でも検査を受けることができますので、最寄りの保健所へお尋ねください。
百日咳:第28週追加 1例(山口)
       第29週 3例(防府、山口2例)咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
RSウイルス感染症:下関、岩国、周南、宇部で発生が多い状況です。
手足口病:県全体で警報レベルが続いています。
[警報レベル:下関(5週目)、周南(4週目)防府(4週目)、山口(4週目)]
ヘルパンギーナ:宇部で警報レベルが続いています。
[警報レベル:宇部(3週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
咽頭結膜熱:アデノウイルス2型(検体採取週 第26週)が検出されました。
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスA2型(検体採取週 第26、28週)、コクサッキーウイルスA9型(検体採取週 第27週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名26週27週28週29週
インフルエンザ14390
RSウイルス感染症43766356
咽頭結膜熱15112113
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎16413415087
感染性胃腸炎181177177130
水痘916919
手足口病256261317224
伝染性紅斑0113
突発性発しん31212933
ヘルパンギーナ82139151109
流行性耳下腺炎0154
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4211
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2001
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症37
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症30
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症7
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。