山口県の感染症週報

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平成25年第32週

平成25年(2013年)8月5日〜8月11 日

【2類感染症】

結核: 31週追加 3例(下関3)。 32週 8例(岩国1、柳井1、周南2、防府2、山口1、宇部1)。

【3類感染症】

腸管出血性大腸菌感染症:2例(山口2 O157 VT1VT2)。

【5類感染症】

クロイツフェルト・ヤコブ病:1例(岩国1)。

風しん:3例(下関 5歳以下女性、山口 20歳代女性、山口 50歳代男性)。 平成25年の山口県内累計は29例で、発生が続いています。 全国的には、5月をピークに減少しています(第31週までの累計は13,509例)。

定点把握疾患

RSウイルス感染症: 下関、宇部、周南で報告数が増加傾向にあります。

手足口病: 長門で報告数が増加しています。県全体では減少傾向にありますが、引き続き注意が必要です。
[警報レベル:長門(7週目)、周南(7週目)、山口(8週目)、柳井(6週目)、 下関(7週目)、岩国(8週目)、防府(9週目)]

ヘルパンギーナ萩、長門で報告数が増加しました。 下関でも警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(3週目)、長門(13週目)、下関(4週目)]

平成25年8月13日現在の報告を基に作成しています。(インフルエンザ定点数 65/68、小児科定点数 45/47、 眼科定点数 9/9、基幹定点数 9/9) 8月21日、追加報告をうけて訂正しました。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名29週30週31週32週
インフルエンザ0010
RSウイルス感染症25403555
咽頭結膜熱20253128
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎568811078
感染性胃腸炎161171179203
水痘33252035
手足口病590428255239
伝染性紅斑1413
突発性発しん27395236
百日咳0000
ヘルパンギーナ172157109122
流行性耳下腺炎6893
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1254
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1102
無菌性髄膜炎1000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症19
尖圭コンジローマ16
淋菌感染症11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症39
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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