山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第10週

令和5年3月6日〜3月12 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:3例(下関1、岩国1、山口1)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:2例(下関1、柳井1)
後天性免疫不全症候群:1例(宇部)
梅毒:1例(宇部)
播種性クリプトコックス症:1例(防府)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症:1,024例(下関80、岩国79、柳井94、周南199、防府46、山口130、宇部98、長門31、萩35、フォローアップセンター232)   

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の定点あたり報告数が注意報レベルの10を上回ったため、本日(3/15)注意報を発令しました。 柳井、長門で注意報レベルとなりました。岩国で警報レベルが続いています。迅速検査診断結果でA型陽性が550例、B型陽性が13例、臨床診断・型不明が105例ありました。
[注意報レベル:柳井(1週目)、長門(1週目)]
[警報レベル:岩国(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

トピックス
・新型コロナウイルス感染症については、3月13日63人、3月14日に171人の新規感染が公表されています。(県新型コロナウイルス感染症対策本部公表) 【累計312,581例】
・令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。 (県HP:重要なお知らせ)
・新規感染者数は減少傾向にありますが、年度末に向けて、人流の活発化による感染の再拡大が懸念されることから、感染防止に係る取組への協力を呼びかけています。 (県HP:知事メッセージ)
・小児用ワクチン(5歳〜11歳)について、3月8日からオミクロン株対応2価ワクチンでの追加接種が可能となりました。 (県HP:オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種についてのお知らせ)
病原体検出等情報
・新型コロナウイルス(検体採取週 第10、11週)
・インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(検体採取週 第10週):咽頭ぬぐい液から
・インフルエンザウイルスB型(ビクトリア系統)(検体採取週 第10週):咽頭ぬぐい液から

定点把握疾患(報告数)
疾患名7週8週9週10週
インフルエンザ402498524668
RSウイルス感染症161658
咽頭結膜熱4676
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎155821
感染性胃腸炎454465371347
水痘3203
手足口病3200
伝染性紅斑1010
突発性発しん16111517
ヘルパンギーナ3575
流行性耳下腺炎1012
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3011
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1000
無菌性髄膜炎0100
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症28
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症22
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症3
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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病原体情報

2023年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。