山口県の感染症週報

週報概要はこちら

令和4年(2022年)第26週

令和4年6月27日〜7月3 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:6例(岩国2、周南2、宇部1、長門1)、第25週追加 1例(宇部)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:2例(下関2)
【4類感染症】
日本紅斑熱:1例(周南)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(周南)
梅毒:2例(周南1、宇部1)
播種性クリプトコックス症:1例(宇部)
破傷風:1例(周南)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症: 1266例(下関140、岩国211、柳井74、周南369、防府144、山口119、宇部187、長門12、萩10)
 ※()内は届出を受けた保健所

定点把握疾患
RSウイルス感染症:下関で発生が多い状況です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

トピックス
・新型コロナウイルス感染症については、7月4日に109人、7月5日に306人の新規感染が公表されています。(県新型コロナウイルス感染症対策本部公表) 【累計50,211例】
・新型コロナウイルス感染症の全国的な感染状況は下げ止まりから増加に転じています。本県の新規感染者数も、前週(6/20〜6/26)より300人を超える増加がみられます。
・7月5日に新型コロナウイルス感染症の患者2名について、ゲ ノム解析の結果、「BA.5」の陽性であることが、県内で初めて確認されました。BA.5は、国のアドバイザリーボードによれば、BA.2と比べて感染者の増加する 速度が速いとされていますが、感染対策は、これまでと変わるものではありません。
病原体等検出情報
・新型コロナウイルス(検体採取週 第25、26週)が検出されました。
・リケッチア ジャポニカ(検体採取週 第26週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名23週24週25週26週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症10171024
咽頭結膜熱11201021
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎1391018
感染性胃腸炎205221204143
水痘1294
手足口病0597
伝染性紅斑0001
突発性発しん15191827
ヘルパンギーナ311139
流行性耳下腺炎2220
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2322
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0000
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症44
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ11
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症29
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症1
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第25週)← →次週(第27週)


病原体情報

2022年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。