山口県の感染症週報

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令和3年(2021年)第44週

令和3年11月1日〜11月7 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第24週追加 1例(宇部)、第43週追加 1例(周南)、第44週 1例(下関)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(柳井)
【5類感染症】
アメーバ赤痢:1例(防府)
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(山口)
梅毒:1例(長門)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症:24例(岩国2例、周南2例、山口2例、宇部18例)
 ※()内は届出を受けた保健所

定点把握疾患
手足口病:第41週をピークに多くの地域で減少していますが、県全体で警報レベルが続いており、注意が必要です。
[警報レベル:下関(4週目)、周南(5週目)、防府(8週目)、宇部(6週目)]

ヘルパンギーナ:萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(3週目)]

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トピックス
手足口病の流行と同時に、ヘルパンギーナの流行も一部みられ注意が必要です。 コクサッキーウイルスA6型が検出されており、強い咽頭所見があるとの報告を県内の医療機関から受けています。

新型コロナウイルス感染症が第45週(11月9日現在)に2例(岩国1例、宇部1例)確認されました。
【累計5,766例】

病原体検出情報
新型コロナウイルス感染症:新型コロナウイルス(検体採取週 第44、45週)が検出されました。
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスA6(検体採取週 第37週)が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA6(検体採取週 第37、38週)が検出されました。
パラインフルエンザウイルス3(検体採取週 第33週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名41週42週43週44週
インフルエンザ0100
RSウイルス感染症30415
咽頭結膜熱3122
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎95168
感染性胃腸炎113111142146
水痘6581
手足口病330294224166
伝染性紅斑0042
突発性発しん22162821
ヘルパンギーナ1051238355
流行性耳下腺炎0220
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0011
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0010
マイコプラズマ肺炎0100
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症36
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症24
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症22
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症1
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。