山口県の感染症週報

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2019年第19週

2019年5月6日〜5月12 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第18週追加 1例(防府)、第19週 8例(下関1例、岩国1例、周南2例、山口1例、宇部3例)

【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(周南)

【4類感染症】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS): 1例(柳井)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(周南)
侵襲性インフルエンザ菌感染症:1例(山口)
侵襲性肺炎球菌感染症:1例(山口)
梅毒:第18週追加 1例(下関)、第19週 1例(宇部)
百日咳:第17週追加 3例(岩国)、第18週追加 3例(岩国)、第19週 4例(岩国1例、周南3例) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の定点あたり報告数は流行期の目安である1.0を下回りました(第18週)。県内各地で発生が散発していますので、引き続き注意が必要です。迅速検査診断結果でA型陽性が36例、B型陽性が6例、臨床診断・型不明が2例ありました。
RSウイルス感染症:下関、宇部で発生が多い状況です。
流行性角結膜炎:柳井で警報レベルが続いています。
[警報レベル:柳井(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H3亜型(検体採取週 第17週)、インフルエンザウイルスB/Vic(検体採取週 第16、17週)が検出されました。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS):重症熱性血小板減少症候群ウイルス(検体採取週 第18週)が検出されました。
A型肝炎:A型肝炎ウイルスTA(検体採取週 第17週)が検出されました。
ヒトパルボウイルスB19(検体採取週 第19週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名16週17週18週19週
インフルエンザ1411452829
RSウイルス感染症83782030
咽頭結膜熱1620824
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎80912666
感染性胃腸炎248347109151
水痘88711
手足口病515817
伝染性紅斑2525828
突発性発しん2031914
ヘルパンギーナ1853
流行性耳下腺炎6500
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3186
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎6325
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0412

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症23
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症5
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。