山口県の感染症週報

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平成30年第50週

平成30年(2018年)12月10日〜12月16 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:4例(下関2例、周南、山口)

【4類感染症】
A型肝炎:1例(山口)

【5類感染症】
アメーバ赤痢:1例(下関)
急性脳炎:1例(下関)
百日咳:第49週追加 2例(宇部)
      第50週 3例(宇部)
風しん:4例(宇部、下関3例)全国的に30〜50代の男性に多い状況です。風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、予防接種を受けることを検討してください。

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の定点あたり報告数が1.00を上回り、流行期に入りました。下関、岩国で発生が多くなっています。迅速検査診断結果でA型陽性が55例、B型陽性が2例、臨床診断・型不明が43例ありました。
RSウイルス感染症:岩国、周南、防府、宇部で発生が多い状況です。
咽頭結膜熱:山口で増加し、警報レベルとなりました。
[警報レベル:山口(1週目)]
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:岩国で警報レベルが続いています。
[警報レベル:岩国(6週目)]
水痘:長門で増加し、警報レベルとなりました。防府、萩で増加し、注意報レベルとなりました。岩国で注意報レベルが続いています。
[警報レベル:長門(1週目)、注意報レベル:岩国(2週目)、防府(1週目)、萩(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
風しん:風しんウイルス1E型(検体採取週 第50週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名47週48週49週50週
インフルエンザ172656100
RSウイルス感染症35361637
咽頭結膜熱18141441
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎161175158149
感染性胃腸炎407459427442
水痘17182226
手足口病19252016
伝染性紅斑1561317
突発性発しん19212825
ヘルパンギーナ1610129
流行性耳下腺炎5743
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎781513
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1030
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症18
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症27
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。