山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

平成30年第22週

平成30年(2018年)5月28日〜6月3 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第21週追加 2例(防府、宇部)
      第22週 4例(岩国2例、防府、萩)

【4類感染症】
重症熱性血小板減少症候群:1例(防府)
レジオネラ症:1例(宇部)

【5類感染症】
侵襲性肺炎球菌感染症:1例(下関)
梅毒:2例(宇部、長門)
百日咳:第21週追加 1例(下関)
        第22週 10例(下関3例、山口7例) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
RSウイルス感染症:周南で発生が多い状況です。
感染性胃腸炎:萩で増加し、警報レベルとなりました。
[警報レベル:萩(1週目)]
手足口病:多くの地域で増加傾向です。
ヘルパンギーナ:萩で増加し、警報レベルとなりました。
[警報レベル:萩(1週目)]
・手足口病、ヘルパンギーナは、夏季に流行するとされる疾患ですので、今後の動向に注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
重症熱性血小板減少症候群(SFTS):SFTSウイルス(検体採取週 第22週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名19週20週21週22週
インフルエンザ411451
RSウイルス感染症20252924
咽頭結膜熱29253322
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎197161203181
感染性胃腸炎382319314323
水痘14151314
手足口病26647199
伝染性紅斑0000
突発性発しん34352634
ヘルパンギーナ05933
流行性耳下腺炎4824
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎10344
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎1010
マイコプラズマ肺炎3003
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0120

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名5月
性器クラミジア感染症23
性器ヘルペスウイルス感染症14
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第21週)← →次週(第23週)



病原体情報

平成30年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。