山口県の感染症週報

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平成28年第9週

平成28年(2016年)2月29日〜3月6 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 第8週追加 1例(周南)。第9週 2例(周南1、宇部1)。

【5類感染症】

カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症: 1例(防府)。

急性脳炎: 第8週 1例(岩国)。 第9週 1例(宇部)。

水痘(入院例): 1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 県全体の報告数は前週よりやや減少し、多くの地域で横ばい・減少傾向ですが、 ほとんどの地域で警報レベルが続いています。 迅速診断検査結果は、A型 1061例、B型 1708例、A型B型ともに陽性 3例で、 324例は臨床診断・型不明でした。A型が減少し、B型が増加しています。 長門、宇部ではA型が多く、その他の地域ではB型が多くみられています。
[ 警報レベル:防府(4週目)、山口(4週目)、岩国(5週目)、周南(6週目)、 長門(2週目)、萩(3週目)、下関(5週目)、柳井(6週目)。 注意報レベル:宇部(7週目)]

伝染性紅斑: 萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(18週目)]

感染性胃腸炎(ロタウイルス): 定点からの報告が毎週続いており、病原体あるいは抗体価確認例 でもロタウイルスによるウイルス性胃腸炎が増加しています。


警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名6週7週8週9週
インフルエンザ2836310132763096
RSウイルス感染症36503947
咽頭結膜熱16121422
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎206235210170
感染性胃腸炎375378362412
水痘9201211
手足口病2101
伝染性紅斑34323232
突発性発しん20252420
百日咳0121
ヘルパンギーナ0001
流行性耳下腺炎30283528
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎8454
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1336
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)8786

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症18
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症37
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症7
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。