山口県の感染症週報

平成28年第12週

平成28年(2016年)3月21日～3月27 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核： 1例（防府）。

【5類感染症】

・劇症型溶血性レンサ球菌感染症： 1例（宇部）。

・水痘（入院例）： 1例（宇部）。

定点把握疾患

・インフルエンザ：前週と比べ、発生件数が約半数となりました。迅速診断検査結果は、A型 106例、B型 776例、A型B型ともに陽性 2例で、 115例は臨床診断・型不明でした。
[ 警報レベル：周南（9週目）、萩（6週目）、下関（8週目）、長門（5週目）、山口（7週目）、防府（7週目）、柳井（9週目）。注意報レベル：宇部（10週目）] ^※

・伝染性紅斑：防府で警報レベルとなっています。また、萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル：防府（1週目）、萩（21週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患（報告数）
疾患名	9週	10週	11週	12週
インフルエンザ	3096	2239	1800	999
RSウイルス感染症	47	43	39	23
咽頭結膜熱	22	17	20	9
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	170	130	128	116
感染性胃腸炎	412	369	371	271
水痘	11	14	8	11
手足口病	1	0	0	0
伝染性紅斑	32	31	29	26
突発性発しん	20	20	17	21
百日咳	1	1	0	0
ヘルパンギーナ	1	0	0	10
流行性耳下腺炎	28	40	29	33
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	4	0	1	5
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	6	4	10	1
無菌性髄膜炎	0	0	0	0
感染性胃腸炎（ロタウイルス）	6	6	5	6

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	2月
性器クラミジア感染症	18
性器ヘルペスウイルス感染症	10
尖圭コンジローマ	2
淋菌感染症	7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	37
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	7
薬剤耐性緑膿菌感染症	0

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病原体情報

平成28年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス）についてはこちら
 診断名別病原体情報（ウイルス）についてはこちら
 病原体情報（細菌）についてはこちら

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。