感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第52週

平成19年(2007年)12月24日～12月30 日

　全数把握疾患

1,3,4類感染症：報告はありませんでした。
2類感染症：結核　6例（下関4（1例は49週)、山口、萩各1）
5類感染症：アメーバ赤痢　1例（下関）

　定点把握疾患

RSウイルス感染症、手足口病、百日咳が例年より多い報告数でした。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎の報告は減少しましたが、依然、警報発令中であり注意が必要です。
手足口病の報告が増加しています。
百日咳の報告が下関で3例ありました（3例は兄弟）。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	49週	50週	51週	52週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	229	372	597	475
RSウイルス感染症	82	112	111	166
咽頭結膜熱	19	30	21	21
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	232	253	193	122
感染性胃腸炎	975	1063	1240	865
水痘	102	171	108	157
手足口病	43	30	44	52
伝染性紅斑	2	1	2	2
突発性発しん	34	36	34	29
百日咳	2	1	0	3
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	5	2	3	1
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	14	6	11	11
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	2	9	3	2
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	1	0	0
マイコプラズマ肺炎	2	0	2	0
成人麻しん	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	11月
性器クラミジア感染症	30
性器ヘルペスウイルス感染症	14
尖圭コンジローマ	5
淋菌感染症	9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	63
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	8
薬剤耐性緑膿菌感染症	5

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。