感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第42週

平成19年(2007年)10月15日～10月21 日

　全数把握疾患

1,3,4類感染症：報告はありませんでした。
2類感染症：結核　7例（下関2（2例とも第39週）、宇部2、柳井2（1例は第41週）、山口1（第41週））
5類感染症：アメーバ赤痢　2例（下関、山口（第41週））、梅毒　1例（宇部）

　定点把握疾患

突発性発しんが例年より多い報告数でした。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘が増加しています。3疾患とも、今後冬季にかけて増加が認められるため注意が必要です。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	39週	40週	41週	42週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	0	0	1	0
RSウイルス感染症	6	22	10	10
咽頭結膜熱	7	7	5	7
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	39	61	58	72
感染性胃腸炎	192	207	222	237
水痘	20	12	23	25
手足口病	25	22	23	22
伝染性紅斑	4	6	3	4
突発性発しん	46	50	40	55
百日咳	0	3	1	0
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	20	24	11	8
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	6	6	6	12
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	3	4	2	0
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	1	1	0	0
マイコプラズマ肺炎	1	4	1	2
成人麻しん	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	9月
性器クラミジア感染症	25
性器ヘルペスウイルス感染症	13
尖圭コンジローマ	5
淋菌感染症	13
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	63
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	2
薬剤耐性緑膿菌感染症	4

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。