山口県の感染症週報

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令和4年(2022年)第30週

令和4年7月25日〜7月31 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(萩2)
【4類感染症】
レジオネラ症:1例(下関)
【5類感染症】
後天性免疫不全症候群:1例(防府)
梅毒:1例(宇部)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症:10,110例(下関2,460、岩国1,050、柳井411、周南1,650、防府750、山口1,587、宇部1,940、長門125、萩137) 
 ※()内は届出を受けた保健所

定点把握疾患
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、岩国、山口、宇部で発生が多い状況です。
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トピックス
・新型コロナウイルス感染症については、8月1日936人、8月2日に1,743人(過去最多)の新規感染が公表されています。(県新型コロナウイルス感染症対策本部公表) 【累計75,560例】
・新型コロナウイルスの新規感染者が急増しており、夏休みやお盆など、さらに人流が活性化する時期を迎えるにあたり、今一度感染予防対策の徹底を呼びかけています。 【お盆期間・帰省中の無料検査についてはこちら】
・8月1日に新型コロナウイルス感染症の患者2名について、ゲノム解析の結果、「BA.2.75」(通称:ケンタウロス)の陽性であることが、県内で初めて確認されました。 BA.2.75の感染力や重症化リスクについては、現時点、明らかになっていませんが、飛沫感染や接触感染で感染することから、感染対策は、これまでと変わるものではありません。
病原体等検出情報
・新型コロナウイルス(検体採取週 第30、31週)
・ヒトボカウイルス(検体採取週 第25週):咽頭ぬぐい液から
・パラインフルエンザウイルス1(検体採取週 第27週):咽頭ぬぐい液から
・サポウイルスGI型(検体採取週 第27週):ふん便から
・パレコウイルス3(検体採取週 第28週):上気道から

定点把握疾患(報告数)
疾患名27週28週29週30週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症234471102
咽頭結膜熱111225
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎71546
感染性胃腸炎171151105134
水痘7430
手足口病16213030
伝染性紅斑1012
突発性発しん19171520
ヘルパンギーナ38241137
流行性耳下腺炎3112
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3212
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1000
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症44
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ11
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症29
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症1
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。