山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

2019年第49週

2019年12月2日〜12月8 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:3例(柳井1例、宇部2例)

【5類感染症】
カルバペネム腸内細菌科細菌感染症:2例(柳井、山口)
百日咳:第48週追加 2例(山口、宇部)、第49週 2例(防府、宇部) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
インフルエンザ:すべての地域で増加しており、県全体の定点あたり報告数が注意報レベルの10を上回ったため、本日(12/11)注意報を発令しました。防府、山口で注意報レベル、長門で警報レベルとなりました。迅速検査診断結果でA型陽性が746例、B型陽性が43例、臨床診断・型不明が56例ありました。
[注意報レベル:岩国(2週目)、周南(2週目)、防府(1週目)、山口(1週目)、宇部(2週目)]
[警報レベル:長門(1週目)]
RSウイルス感染症:岩国で発生が多い状況です。
咽頭結膜熱:萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型(検体採取週 第47、48、49週)が検出されたました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名46週47週48週49週
インフルエンザ1061955181061
RSウイルス感染症51363816
咽頭結膜熱17242640
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎84748486
感染性胃腸炎156169196247
水痘8131412
手足口病62434225
伝染性紅斑19212018
突発性発しん19243114
ヘルパンギーナ6673
流行性耳下腺炎1420
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0268
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎3118
無菌性髄膜炎0100
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症23
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第48週)← →次週(第50週)



病原体情報

2019年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。