山口県の感染症週報

平成30年(2018年)1月29日～2月4 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：5例（下関2例、柳井、山口、萩）

【4類感染症】

・レジオネラ症：1例（下関）

【5類感染症】

・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症：1例（下関）

・急性脳炎：2例（下関、宇部）

・劇症型溶血性レンサ球菌感染症：1例（防府）

・侵襲性肺炎球菌感染症：2例（下関）

・百日咳：1例（山口）

定点把握疾患

・インフルエンザ：県全体で警報レベルが続き、多くの地域で報告数が増加しています。迅速検査診断結果でA型陽性が475例、B型陽性が3415例、A型、B型共に陽性が3例、臨床診断・型不明が342例ありました。

[警報レベル：下関（3週目）、岩国（3週目）、柳井（2週目）、周南（6週目）、山口（6週目）、防府（3週目）、宇部（3週目）、長門（3週目）、萩（3週目）] ^※

・RSウイルス感染症：下関、岩国、周南、防府、宇部、萩で発生が多い状況です。

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・インフルエンザ：インフルエンザウイルスA/H1pdm09型（検体採取週　第3週）、インフルエンザウイルスB型山形系統（検体採取週　第4週）が検出されました。

・感染性胃腸炎：ノロウイルスGⅡ.4型（検体採取週　第50、2週）、アデノウイルス41型（検体採取週　第52週）、A群ロタウイルスG3型（検体採取週　第52週）が検出されました。