山口県の感染症週報

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平成30年第21週

平成30年(2018年)5月21日〜5月27 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(宇部)

【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(下関)

【4類感染症】
重症熱性血小板減少症候群:1例(岩国)
レジオネラ症:1例(周南)

【5類感染症】
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:1例(長門)
梅毒:第20週追加 1例(山口)
百日咳:7例(下関、山口5例、宇部) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
RSウイルス感染症:周南で発生が多い状況です。
手足口病:多くの地域で増加傾向であり、今後の動向に注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
重症熱性血小板減少症候群(SFTS):SFTSウイルス(検体採取週 第21週)が検出されました。
インフルエンザ:インフルエンザウイルスB型山形系統(検体採取週 第16週)が検出されました。
感染性胃腸炎:A群ロタウイルスG3亜型(検体採取週 第16週)、ノロウイルスGII.3型(検体採取週 第20週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名18週19週20週21週
インフルエンザ3241145
RSウイルス感染症9202529
咽頭結膜熱19292533
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎82197161203
感染性胃腸炎235382319314
水痘15141513
手足口病11266471
伝染性紅斑1000
突発性発しん12343526
ヘルパンギーナ0059
流行性耳下腺炎6482
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎51034
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0101
マイコプラズマ肺炎1300
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)3012

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症16
性器ヘルペスウイルス感染症6
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症5
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症40
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。