山口県の感染症週報

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平成30年第1週

平成30年(2018年)1月1日〜1月7 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(山口)

【4類感染症】
つつが虫病:1例(周南)

【5類感染症】
急性脳炎:1例(宇部)
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:第52週追加 1例(宇部)
侵襲性肺炎球菌感染症:第52週追加 1例(下関)
播種性クリプトコックス症:第52週追加 1例(防府)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で注意報レベルが続いています。迅速検査診断結果でA型陽性が516例、B型陽性が383例、A型、B型共に陽性が3例、臨床診断・型不明が78例ありました。
[警報レベル:周南(2週目)、山口(2週目) 注意報レベル:下関(3週目)、柳井(4週目)、宇部(3週目)、長門(1週目)、萩(1週目)]
RSウイルス感染症:下関、周南、山口、長門、萩で発生が多い状況です。
流行性耳下腺炎:萩で増加し、注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:萩(1週目)]
感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H3型(検体採取週 第52週)、インフルエンザウイルスA/H1pdm09型(検体採取週 第52、1週)、インフルエンザウイルスB型山形系統(検体採取週 第51、52、1週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名50週51週52週1週
インフルエンザ80215111718980
RSウイルス感染症78858455
咽頭結膜熱25151012
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎14815415798
感染性胃腸炎363361360155
水痘11221315
手足口病1921186
伝染性紅斑0100
突発性発しん1814196
ヘルパンギーナ0100
流行性耳下腺炎4039820
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎10787
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0010
マイコプラズマ肺炎3141
無菌性髄膜炎1000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)3100

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名12月
性器クラミジア感染症18
性器ヘルペスウイルス感染症17
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症36
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症7
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。