山口県の感染症週報

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平成29年第50週

平成29年(2017年)12月11日〜12月17 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:5例(岩国2例、山口2例、宇部)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:2例(下関、周南)
急性脳炎:1例(宇部)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の定点あたり報告数が注意報レベルの10を上回ったため、本日(12/20)注意報を発令しました。多くの地域で増加し、防府で警報レベル、岩国、柳井、周南、山口で注意報レベルとなりました。迅速検査診断結果でA型陽性が621例、B型陽性が93例、A型、B型共に陽性が1例、臨床診断・型不明が87例ありました。
[警報レベル:防府(1週目)、注意報レベル:岩国(1週目)、柳井(1週目)、周南(1週目)、山口(1週目)]
RSウイルス感染症:下関、周南、防府、山口、萩で発生が多い状況です。
流行性耳下腺炎:萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(3週目)]
感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型(検体採取週 第50週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名47週48週49週50週
インフルエンザ5394311802
RSウイルス感染症66829578
咽頭結膜熱13202325
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎139157133120
感染性胃腸炎189239368363
水痘1181511
手足口病32122519
伝染性紅斑0100
突発性発しん19172318
百日咳0001
ヘルパンギーナ2210
流行性耳下腺炎11461140
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎5161010
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2533
無菌性髄膜炎0001
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0003

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症21
性器ヘルペスウイルス感染症17
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症13
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症38
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。