山口県の感染症週報

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平成29年第34週

平成29年(2017年)8月21日～8月27 日

　

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：第33週追加　1例（下関）

　　　　第34週　6例（下関、岩国、周南、山口、宇部、長門）

【4類感染症】

・重症熱性血小板減少症候群：1例（周南）

・デング熱：1例（防府）

・レジオネラ症：1例（宇部）

【5類感染症】

・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症：第33週追加　1例（下関）

・急性脳炎：第33週追加　1例（宇部）

・梅毒：1例（山口）

定点把握疾患

・RSウイルス感染症：下関、岩国、周南、防府、宇部で発生が多い状況です。

・手足口病：萩で再び増加し、警報レベルとなりました。県全体で警報レベルが続いています。

[警報レベル：下関（9週目）、周南（9週目）、長門（6週目）、萩（1週目）] ^※

・ヘルパンギーナ：防府で警報レベルが続いています。

[警報レベル：防府（7週目）] ^※

・流行性耳下腺炎：萩で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：萩（1週目）] ^※

・流行性角結膜炎：防府で警報レベルが続いています。山口で増加し、警報レベルとなりました。

[警報レベル：防府（4週目）、山口（1週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・重症熱性血小板減少症候群（SFTS）：SFTSウイルス（検体採取週　第34週）が検出されました。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	31週	32週	33週	34週
インフルエンザ	2	2	2	5
RSウイルス感染症	98	142	108	121
咽頭結膜熱	20	11	14	19
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	69	41	35	69
感染性胃腸炎	147	121	70	131
水痘	5	16	8	3
手足口病	394	252	105	122
伝染性紅斑	3	0	1	1
突発性発しん	20	15	12	24
百日咳	1	1	0	2
ヘルパンギーナ	220	138	44	43
流行性耳下腺炎	36	51	29	25
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	15	15	18	28
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	0	1	1	2
無菌性髄膜炎	0	0	0	0
感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	7月
性器クラミジア感染症	17
性器ヘルペスウイルス感染症	11
尖圭コンジローマ	5
淋菌感染症	3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	37
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	2
薬剤耐性緑膿菌感染症	0

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病原体情報

平成29年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス）についてはこちら
 診断名別病原体情報（ウイルス）についてはこちら
 病原体情報（細菌）についてはこちら

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。