山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

平成28年第5週

平成28年(2016年)2月1日〜2月7 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 2例(下関2)。

【5類感染症】

急性脳炎:2例 (周南1、宇部1)いずれもインフルエンザA型。

定点把握疾患

インフルエンザ: 多くの地域で増加しており、本日(2/10)警報を発令しました。 迅速診断検査結果は、A型1532例、B型909例、A型B型ともに陽性2例で、208例は 臨床診断・型不明でした。下関、柳井、周南、宇部、長門ではA型が多く、 岩国、山口、萩ではB型が多く、防府では同程度でした。 流行シーズン入りした第2週以降の病原体検査では、A/H1pdm09が最も多く、 次いでB型(山形系統)が多く検出され、B型(ビクトリア系統)も少数ですが 検出されています。
[ 警報レベル:柳井(2週目)、周南(2週目)、岩国(1週目)、下関(1週目)。 注意報レベル:長門(1週目)、防府(2週目)、宇部(3週目)、 山口(3週目)、萩(1週目)]

伝染性紅斑: 萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(14週目)]


警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名2週3週4週5週
インフルエンザ23583116172651
RSウイルス感染症83778135
咽頭結膜熱11162514
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎123149171214
感染性胃腸炎386419370340
水痘19141310
手足口病133124
伝染性紅斑52585740
突発性発しん30241921
百日咳0021
ヘルパンギーナ3101
流行性耳下腺炎44233824
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎89105
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎5442
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)3032

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症15
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症36
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第4週)← →次週(第6週)



病原体情報

平成28年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。