山口県の感染症週報

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平成28年第47週

平成28年(2016年)11月21日〜11月27 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第46週追加 1例(下関)
     第47週 4例(下関2例、山口1例、宇部1例)
【4類感染症】
レジオネラ症:1例(山口) 
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(周南)
侵襲性肺炎球菌感染症:1例(周南)

定点把握疾患
インフルエンザ:周南で増加しています。迅速検査診断結果でA型陽性が55例、B型陽性が3例、臨床診断・型不明が8例ありました。
感染性胃腸炎:周南、萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:周南(3週目)、萩(5週目)]
流行性耳下腺炎:前週よりやや減少しましたが、例年に比べて多い状況が続いています。防府で警報レベルが続いており、宇部でも注意報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(6週目)、注意報レベル:宇部(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
RSウイルス感染症:RSウイルス(検体採取週 第40、41週)等が検出されました。
感染性胃腸炎:ノロウイルスGII.6型(検体採取週 第45週)、ノロウイルスGII.2型(検体採取週 第46週)等が検出されました。
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスA5型(検体採取週 第41週)、コクサッキーウイルスA2型(検体採取週 第42週)等が検出されました。
流行性耳下腺炎:ムンプスウイルス(検体採取週 第45週)が検出されました。

病原体検出情報(月報)について 
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定点把握疾患(報告数)
疾患名44週45週46週47週
インフルエンザ22307966
RSウイルス感染症80535969
咽頭結膜熱961825
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎8398132162
感染性胃腸炎353511707566
水痘13182234
手足口病13873
伝染性紅斑1091414
突発性発しん25142327
百日咳0111
ヘルパンギーナ29171015
流行性耳下腺炎735710485
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3240
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎1001
マイコプラズマ肺炎1212912
無菌性髄膜炎0100
感染性胃腸炎(ロタウイルス)1001

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症21
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ9
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症44
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症13
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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病原体情報

平成28年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。