山口県の感染症週報

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平成27年第11週

平成27年(2015年)3月9日〜3月15 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 2例(下関1、周南1)。

【5類感染症】

梅毒: 第3週 1例(宇部)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 第10週に警報・注意報レベルの地域はなくなっていましたが、 山口で増加し、再度注意報レベルとなりました。 迅速検査結果は、A型214例、B型102例、25例は臨床診断・型別不明であり、 A型は減少傾向ですがB型が増加しています。 病原体検査では、今まではA/H3(香港型)とB型(山形系統)が検出されていましたが、 第11週の下関の検体から、今シーズン初めて、A/H1pdm09が検出されました。
[注意報レベル:山口(1週目)]

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 萩で増加し警報レベルとなりました。山口でも警報レベルが続いています。
[警報レベル:山口(10週目)、萩(1週目)]

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定点把握疾患(報告数)
疾患名8週9週10週11週
インフルエンザ828545383341
RSウイルス感染症42222726
咽頭結膜熱10697
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎144167156214
感染性胃腸炎307464401465
水痘36344130
手足口病1410410
伝染性紅斑0136
突発性発しん32323734
百日咳0010
ヘルパンギーナ1000
流行性耳下腺炎3202
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3220
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2311
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)1011

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症18
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症39
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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