山口県の感染症週報

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平成25年第47週

平成25年(2013年)11月18日〜11月24 日

【2類感染症】

結核: 第46週追加 1例(下関)。 第47週 6例(下関2、周南1、防府1、宇部2)。

【4類感染症】

レジオネラ症:1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 防府で増加しています。他の地域でも少数ですが報告されており、 迅速検査ではA型が検出されています。今後の動向に注意が必要です。

RSウイルス感染症: 周南、長門でやや多い状態です。県全体でのピーク時(9月中旬から下旬)に比べ、 報告数は減少していますが、冬の間多発する疾患であり、今後も注意が必要です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口で警報レベルが続いています。
[警報レベル:山口(5週目)]

感染性胃腸炎: 増加傾向がみられます。冬期はウイルスを原因とした感染性胃腸炎が流行しやすいので、 今後の動向に注意が必要です。

水痘: 萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(4週目)]

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定点把握疾患(報告数)
疾患名44週45週46週47週
インフルエンザ12822
RSウイルス感染症61806655
咽頭結膜熱17191533
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎100105119123
感染性胃腸炎218249319404
水痘61364666
手足口病47212432
伝染性紅斑1222
突発性発しん32303922
百日咳0200
ヘルパンギーナ98910
流行性耳下腺炎3433
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1010
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1002
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症35
性器ヘルペスウイルス感染症17
尖圭コンジローマ4
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症47
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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