山口県の感染症週報

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平成25年第28週

平成25年(2013年)7月8日〜7月14 日

【2類感染症】

結核: 27週追加 1例(岩国)。 28週 3例(周南1、防府1、宇部1)。

【3類感染症】

腸管出血性大腸菌感染症:4例(下関4、O157 VT1VT2)。

【5類感染症】

風しん:3例(下関20歳代女性、下関20歳代男性、周南40歳代男性)。 平成25年の山口県内累計は21例です。 全国的には、5月をピークに減少していますが、依然として多数の患者報告が続いています。 (第27週までの累計は12,469例)。

定点把握疾患

手足口病: すべての地域で警報レベルが続いています。宇部では26週をピークに減少傾向がみられますが、 多くの地域では増加が続いており、注意が必要です。
[警報レベル:山口(4週目)、萩(4週目)、防府(5週目)、周南(3週目)、 下関(3週目)、柳井(2週目)、岩国(4週目)、長門(3週目)、宇部(5週目)]

ヘルパンギーナ:長門で警報レベルが続いており、 山口でもやや多くみられます。県全体の報告数はやや減少しました。
[警報レベル:長門(9週目)]

流行性耳下腺炎:萩で注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:萩(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名25週26週27週28週
インフルエンザ3000
RSウイルス感染症29713
咽頭結膜熱26132618
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎1191129985
感染性胃腸炎191173193165
水痘64334336
手足口病268452609806
伝染性紅斑1203
突発性発しん47473527
百日咳0100
ヘルパンギーナ84164187180
流行性耳下腺炎310714
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1200
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1111
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症13
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症45
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。