山口県の感染症週報

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平成23年第47週

平成23年(2011年)11月21日〜11月27 日

◇【2類感染症】
結核: 第45週追加:1例(山口)。 第46週追加:3例(いずれも下関)。 第47週:2例(いずれも萩)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 患者発生報告が山口、周南、岩国、下関からありました。特に山口からの報告が目立ちます。 迅速検査では、すべてA型陽性でした。

RSウイルス感染症: 報告数は増減を繰り返しながら横ばい状況が続いていますが、 今後急増する可能性がありますので今後の動向に注意が必要です。

感染性胃腸炎: 先週と比較してやや減少しましたが、今後急増する可能性がありますので引き続き注意が必要です。 特に長門、周南、山口で報告が多く、長門でも今週新たに警報レベルとなりました。
【警報レベル=長門、周南、山口】

伝染性紅斑: 過去4年間の同時期と比較して4年ぶりに多い状況が続いています。 柳井ではやや多い状況です。

マイコプラズマ肺炎: 報告数は先週と同数で5例でした。全国的に例年と比較してかなり多い状況ですので引き続き注意が必要です。

◇ 平成23年12月14日 にデータの修正がありましたので訂正しました。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名44週45週46週47週
インフルエンザ27172448
RSウイルス感染症71424960
咽頭結膜熱7871
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎5910410471
感染性胃腸炎456481558462
水痘43407562
手足口病38162418
伝染性紅斑15151614
突発性発しん47454835
百日咳0006
ヘルパンギーナ81134
流行性耳下腺炎32271727
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4044
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎91355
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症5
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症67
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。