山口県の感染症週報

平成22年第35週


平成22年(2010年)8月31日〜9月5 日

◇【1、4類感染症】
・報告はありませんでした。

◇【2類感染症】
結核: 第29週追加−1例(宇部)。 第32週追加−1例(宇部)。 第34週追加−3例(岩国2例、宇部1例)。 第35週−3例(防府、岩国、萩)。

◇【3類感染症】
細菌性赤痢: 第35週−1例(山口、国外感染疑い)。

◇【5類感染症】
バンコマイシン耐性腸球菌感染症: 第35週−1例(宇部)。

定点把握疾患

ヘルパンギーナ: 第27週をピークに減少しています。 地域別には、萩地域のみ例年と比較して多い状況ですが、先週と比較して大幅に減少しています。 【* 警報レベル=萩。】 

流行性耳下腺炎: 平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降9週にわたり最多の水準で推移しています。 また全国と比較しても、山口県は第27週以降8週にわたり常に1〜4位に入り多い状況です。 【* 警報レベル=山口、防府。】 

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名32週33週34週35週
インフルエンザ2010
RSウイルス感染症1032
咽頭結膜熱6957
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎62434456
感染性胃腸炎164134148220
水痘45343325
手足口病50241424
伝染性紅斑3323
突発性発しん32463245
百日咳1320
ヘルパンギーナ69864926
流行性耳下腺炎108151127109
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3133
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0100
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎5223
無菌性髄膜炎1000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名8月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症92
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。