山口県の感染症週報

平成22年第34週


平成22年(2010年)8月23日〜8月29 日

◇【1類感染症】
・報告はありませんでした。

◇【2類感染症】
結核: 第33週追加−3例(下関)。 第34週−3例(下関1例、山口2例)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第34週−2例(防府 O157 VT1VT2、山口 O157 VT1VT2)。

◇【4類感染症】
レジオネラ症: 第34週−1例(山口)。

◇【5類感染症】
アメーバ赤痢: 第34週−1例(宇部)。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症: 第32週追加−1例(宇部)。 第33週追加−1例(宇部)。

定点把握疾患

手足口病:今年は平成18年以降と比較して 大規模な流行となりましたが、第27週をピークに激減し、 今週は例年に比べて少ない状況です。

ヘルパンギーナ: 第27週をピークに減少傾向がみられます。 地域別には、萩地域のみ例年と比較して多い状況です。 【* 警報レベル=萩。】 

 

流行性耳下腺炎: 平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降8週にわたり最多の水準で推移しています。 【* 警報レベル=防府、山口。*注意報レベル=岩国、柳井。】 

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名31週32週33週34週
インフルエンザ0201
RSウイルス感染症1103
咽頭結膜熱11695
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎56624344
感染性胃腸炎186164134148
水痘42453433
手足口病94502414
伝染性紅斑0332
突発性発しん47324632
百日咳1132
ヘルパンギーナ114698649
流行性耳下腺炎180108151127
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2313
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0010
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2522
無菌性髄膜炎0100

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症29
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症76
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。