山口県の感染症週報

平成22年第32週


平成22年(2010年)8月9日〜8月15 日

◇【1,4類感染症】
・報告はありませんでした。

◇【2類感染症】
結核: 第31週追加−2例(下関、周南)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第32週−1例(山口 O103 VT1)。

◇【5類感染症】
アメーバ赤痢: 第32週−1例(防府)。

定点把握疾患

手足口病:第22週に県全域で警報レベルの開始基準値を上回り流行が続いていましたが、 27週をピークに減少し、 今週は下関を除いたすべての地域で同レベルの終息基準値未満となりました。 【 * 警報レベル=下関。】

ヘルパンギーナ: 県全域では、第27週をピークに減少しています。 【* 警報レベル=周南、萩。】

流行性耳下腺炎: 先週よりも減少しましたが、依然として 平成18年以降の同時期と比較すると最多の水準です。 地域別には柳井で増加傾向が続いています。 【* 警報レベル=山口、防府。*注意報レベル=萩、柳井。】 

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名29週30週31週32週
インフルエンザ1102
RSウイルス感染症3011
咽頭結膜熱128116
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎71715662
感染性胃腸炎140181186164
水痘42794245
手足口病2761659450
伝染性紅斑5303
突発性発しん29364732
百日咳1211
ヘルパンギーナ16315811469
流行性耳下腺炎127163180108
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2223
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎5425
無菌性髄膜炎1101

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症29
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症76
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。