山口県の感染症週報

平成20年第49週


平成20年(2008年)12月1日〜12月7 日

 全数把握疾患

1、3類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核 47週に追加 1例(山口)、 48週に追加 1例(下関)、 49週 2例(下関1、山口1)

4類感染症:レジオネラ症 47週 1例(下関)

5類感染症:後天性免疫不全症候群 48週 1例(山口)

 定点把握疾患

 全県的に報告数が多い疾患は、インフルエンザ感染性胃腸炎(特に下関・山口・長門)でした。 インフルエンザは、長門・萩は報告数0でしたが、他地域では報告数が増えています。 感染性胃腸炎は、ウイルス性胃腸炎が増加しているものと思われます。

 地域的に報告数が多い疾患は、RSウイルス感染症(長門)でした。

 百日咳は、下関で2例報告がありました。


定点把握疾患(報告数)
疾患名46週47週48週49週
インフルエンザ323985290
RSウイルス感染症37433647
咽頭結膜熱7121412
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎7911097114
感染性胃腸炎3125177661088
水痘40515860
手足口病29291710
伝染性紅斑1113
突発性発しん37373033
百日咳0122
ヘルパンギーナ6336
流行性耳下腺炎76811
急性出血性結膜炎0010
流行性角結膜炎1411
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1603
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症72
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症37
薬剤耐性緑膿菌感染症5

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第48週)← →次週(第50週)



全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。