感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成19年第27週

平成19年(2007年)7月2日～7月8 日

　全数把握疾患

1,4,5類感染症：報告はありませんでした。
2類感染症：結核　5例（宇部3，柳井，防府各1）
3類感染症：腸管出血性大腸菌感染症　1例（,宇部1　O157 VT1,2(+)）

　定点把握疾患

RSウイルス感染症、伝染性紅斑、百日咳、ヘルパンギーナが例年より多い報告数でした。
下関で百日咳が引き続き散発しており、注意が必要です。
ヘルパンギーナが多い状態にあります。今後の動向に注意が必要です。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	24週	25週	26週	27週
インフルエンザ（高病原性鳥インフルエンザを除く）	2	0	0	0
RSウイルス感染症	2	1	3	3
咽頭結膜熱	33	21	25	32
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	98	92	98	82
感染性胃腸炎	242	247	231	233
水痘	96	95	68	57
手足口病	49	79	73	43
伝染性紅斑	45	59	57	40
突発性発しん	47	58	46	63
百日咳	6	9	7	3
風しん	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	187	261	367	336
麻しん（成人麻しんを除く）	0	0	0	0
流行性耳下腺炎	25	18	18	9
急性出血性結膜炎	0	3	0	0
流行性角結膜炎	5	4	5	3
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	1	0	0
マイコプラズマ肺炎	1	0	2	0
成人麻しん	2	0	0	0
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	6月
性器クラミジア感染症	32
性器ヘルペスウイルス感染症	15
尖圭コンジローマ	7
淋菌感染症	12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	57
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	11
薬剤耐性緑膿菌感染症	4

地域（保健所）別のページ(定点あたり報告数）・地域（保健所）別のページ(報告数）・
年齢別のページ・法以外の届出のページ・推移グラフのページ

前週（第26週）← →次週（第28週）

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。