市販カキと非二枚貝患者や小児由来株の塩基配列が一致し、同一タイプのノロウイルスの広域な流行もしくはカキ喫食による流行の発生が示唆されました。 異なるシーズンに検出した株の塩基配列が一致し、同一タイプのノロウイルスがシーズンを越えて存在することが判明しました。 非二枚貝事件は単一のノロウイルスが検出されることが多く、二枚貝事件患者由来のものは多様でした。患者由来遺伝子タイプの分析で感染源の推定が可能と考えられました。
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